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F1小林可夢偉、まさかの無給 執念の復帰 ママチャリで勝負勘磨く
3日開幕のF1日本グランプリに出場の小林可夢偉選手。昨季はF1から離れていましたが「自分を裏切りたくない」と、今季、無給で契約して復帰しました。2012年には鈴鹿で3位入賞の実績もある、F1への熱意も実力も十分のドライバーなのです。
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3日開幕のF1日本グランプリに出場の小林可夢偉選手。昨季はF1から離れていましたが「自分を裏切りたくない」と、今季、無給で契約して復帰しました。2012年には鈴鹿で3位入賞の実績もある、F1への熱意も実力も十分のドライバーなのです。
3日開幕のF1日本グランプリに出場の小林可夢偉選手。昨季はF1から離れていましたが「自分を裏切りたくない」と、今季、無給で契約して復帰しました。2012年には鈴鹿サーキットで3位入賞の実績もある、F1への熱意も実力も十分のドライバーなのです。
小林可夢偉選手は昨季、F1ではなくフェラーリから世界耐久選手権に出場していました。今季は無給でケータハム・ルノーと契約しました。挑戦の理由を「F1ドライバーになると思った子どもの時の自分を裏切りたくなかった」と語りました。億単位の年俸が珍しくない世界では異例の条件でした。
小林可夢偉選手は、兵庫県尼崎市ですし店を営む夫婦の次男として生まれました。可夢偉という名前は本名です。「カムイ」はアイヌ語で「神」という意味。お父さんがつけたそうです。
9歳で競技用ゴーカートのレースでデビューし、数々の大会で優勝してきた小林可夢偉選手。中学時代にはママチャリで友だちと競争し、ドライビングテクニックを磨いていたそうです。ママチャリ競争が、立派なトレーニングなってしまうあたり、根っからのドライバーだったようです。
舞台となる鈴鹿サーキットは、世界屈指の難コースと言われています。相手を抜きにくく、心拍数180になりながら約1時間半、1周5・8キロをノーミスで53周走らなければいけません。
2012年にザウバー・フェラーリにいた小林可夢偉選手は鈴鹿サーキットで3位に入り、表彰台に上がりました。日本人のF1表彰台は鈴木亜久里さん、佐藤琢磨さん以来の3度目でした。スタートで成功し、中高速コーナーの多い鈴鹿に強いマシンの性能を生かしての快挙でした。