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佐賀市民が一瞬、耳を疑った 老舗フレンチ、シャトー文雅全焼の悲報
佐賀のフレンチといえば「文雅」と言われるくらい有名な「シャトー文雅」が30日、全焼しました。市民からは悲鳴に近い声があがっています。佐賀市民が愛してやまない「文雅」を歴史をひもときます。
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佐賀のフレンチといえば「文雅」と言われるくらい有名な「シャトー文雅」が30日、全焼しました。市民からは悲鳴に近い声があがっています。佐賀市民が愛してやまない「文雅」を歴史をひもときます。
佐賀のフレンチといえば「文雅」と言われるくらい有名な「シャトー文雅」が30日、全焼しました。市民からは悲鳴に近い声があがっています。併設された結婚式場は、佐賀の若いカップルには憧れの場所でした。佐賀市民が愛してやまない「文雅」を歴史をひもときます。
「文雅」は佐賀市内に「白山文雅」と「シャトー文雅」があり、全焼したのは「シャトー文雅」です。「白山文雅」は1958年に創業しました。元々洋食店でしたが、70年にフランス料理店として改装しました。
「文雅」の看板メニューはカレーです。カレー専門店になったのはバブル崩壊がきっかけでした。フランス料理の客が減る一方、なぜかカレーだけは人気でした。フランス料理の手法を取り入れて作るカレーはファンが多く、親子3代にわたって通ってくる客のほか、仲代達矢や片岡鶴太郎らも食べに来ているそうです。
「白山文雅」の姉妹店「シャトー文雅」は1969年に生まれました。今の場所には、1991年に移転。福岡市から佐賀市に入ると最初に目に入る特徴的なチャペルは、多くの市民に愛されました。
「シャトー文雅」では、フランス料理をベースにしながら、様々な料理にチャレンジしていました。コース料理の最後に出てくる「洋風ラーメン」は、長年のファンにはなくてはならない存在でした。
「シャトー文雅」全焼のニュースに、市民から悲しみの声があがっています。
今日は文雅全焼の話題で持ち切り。それだけ佐賀市民に愛されるレストランなんだろう。復活がんばってほしい。
— のーちゃん (@nouchan17) 2014, 9月 30
それでも俺たちには白山文雅のカレーが残っている
— yama§hitter™ (@suerte021) 2014, 9月 29
全焼を残念がる一方で、早くも復活を望む声も多く見られます。総料理長でもある室屋昭二社長は「燃え残った宴会場でも何とか営業できれば。再起に向けてがんばりたい」と話しています。