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沼津港深海水族館が、相変わらず独自路線 ダイオウグソクムシの次は
日本で唯一、深海をテーマにした世にも珍しい「沼津港深海水族館」。ダイオウグソクムシの不気味ぬいぐるみで世間をあっと言わせたのもつかの間、また仕掛けてきました。
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日本で唯一、深海をテーマにした世にも珍しい「沼津港深海水族館」。ダイオウグソクムシの不気味ぬいぐるみで世間をあっと言わせたのもつかの間、また仕掛けてきました。
日本で唯一、深海をテーマにした世にも珍しい「沼津港深海水族館」。ダイオウグソクムシの不気味ぬいぐるみで世間をあっと言わせたのもつかの間、また仕掛けてきました。
開館は2年前の2012年でけっこう新しいです。深海をテーマに絞って開館しました。館長自ら集めた珍しい魚や生物を約200種類、3000匹展示しています。目玉は冷凍展示されているシーラカンスです。
地元の沼津港にはよく深海生物が水揚げされていましたが、食用にならないため捨てられていました。しかし、深海というマニアックな切り口を生かそうと発想を転換したことで、「沼津港深海水族館」が生まれました。
深海というマニアックな路線ですが、日本で唯一ということもあり、来場者数はけっこう好調です。開館してから8カ月余で20万人達成。普通の水族館は子どもがメインですが、「沼津港深海水族館」は9割が大人だということです。
2013年の2月にはバレンタインにからめて、「エクレアナマコ」を展示しました。チョコレートのような模様があるこのナマコ、2011年に琉球大の研究者によって発見されました。もちろん本当の名前です。
そして、「沼津港深海水族館」の名前を全国にとどろかせたのがダイオウグソクムシの実物大ぬいぐるみ(全長55センチ)です。「ゴキブリのお化けみたい」と評されながら、140個が3時間で完売しました。
ダイオウグソクムシのぬいぐるみで満足しない「沼津港深海水族館」。今度ははやりのカードものに参入です。「深海ハンター クランチチョコ」のパッケージ3種類はどれも不気味な深海生物。中には、深海生物カードが入っています。33種類のカードは、「沼津港深海水族館」の館長監修によるコメント入りです。
深海というエッジの効いたテーマを掲げるだけあって、相変わらず水族館とは関係なさそうな角度から攻めてきます。おそらく次も、私たちの期待を小気味よく裏切ってくれるはずです。