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Jリーグなんて目じゃない 「サッカー不毛の地」米国リーグが熱い

「サッカー不毛の地」なんて死語。いま米国サッカーリーグ「MLS」にビッグネームが相次いで移籍しています。マーク・アボット・同リーグ社長の目標は「W杯年の22年に、世界最高のリーグの一つになる」こと。それも夢じゃない?

MLSの試合会場で騒ぐサポーターたち
MLSの試合会場で騒ぐサポーターたち 出典: ロイター

目次

「サッカー不毛の地」なんて死語。いま米国サッカーリーグ「MLS」にビッグネームが相次いで移籍しています。マーク・アボット・同リーグ社長の目標は「W杯年の22年に、世界最高のリーグの一つになる」こと。それも夢じゃない?

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MLSとは?

ニューヨークのレッドブル・アリーナ
ニューヨークのレッドブル・アリーナ 出典:ロイター
Jリーグよりもレベルが高い。選手は体が強いし、戦術も細かい
根付く国内リーグを躍進の糧に 米代表、頂点への挑戦 朝日新聞デジタル
マサチューセッツ州のレボリューションでプレーする元日本代表のMF小林大悟
マサチューセッツ州のレボリューションでプレーする元日本代表のMF小林大悟 出典:ロイター
MLSが誕生したのは1996年。自国で開かれた94年W杯の盛り上がりを受けて始まった。特徴は、野球の大リーグやバスケットのNBAなどを参考にした戦力の均一化だ。リーグで得た収益金を各チームに分配し、新人獲得のドラフトは、前年下位チームから順番に指名していくウエーバー制を採り入れている。
根付く国内リーグを躍進の糧に 米代表、頂点への挑戦 朝日新聞デジタル

相次ぐビッグネーム移籍

今夏、イングランド代表MFランパード(36=写真左)とスペイン代表FWダビド・ビジャが、2015年からMLSに参入するニューヨーク・シティと契約。同チームはプレミアリーグのマンチェスター・シティーが保有し、米大リーグのヤンキースも資本参加する。
今夏、イングランド代表MFランパード(36=写真左)とスペイン代表FWダビド・ビジャが、2015年からMLSに参入するニューヨーク・シティと契約。同チームはプレミアリーグのマンチェスター・シティーが保有し、米大リーグのヤンキースも資本参加する。 出典:ロイター

さらにあの名選手も

出典:ロイター

元ブラジル代表のカカがオーランド・シティと契約。日韓、ドイツ、南ア大会に出場した人気選手。サンパウロでプレー後、ACミラン(イタリア)、レアル・マドリード(スペイン)でプレーしていたが…

今年6月、ACミランと契約解消

2009年からRマドリードに移籍したものの、全盛期のようなパフォーマンスを披露できず、昨年9月に5年ぶりとなるACミラン復帰を果たしていた。
ACミラン、カカとの契約解消を正式発表 日刊スポーツ

32歳、MLSオーランドと契約

今夏の移籍市場でサンパウロにレンタル移籍することが決まっており、半年間ブラジルでプレーした後にオーランド・シティへ加入する。
カカ、MLSオーランド・シティに加入へ 日刊スポーツ

米国でプレーしている・していたビッグネーム

デビッド・ベッカム 写真左がマンチェスター・ユナイテッド時代。同右がギャラクシー
デビッド・ベッカム 写真左がマンチェスター・ユナイテッド時代。同右がギャラクシー 出典:ロイター

1.デビッド・ベッカム (元ロサンゼルス・ギャラクシー)

言わずと知れたイングランドの貴公子。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードでプレー後、2007年、5年2750万ドル(約33億3千万円)でMLSの強豪ギャラクシーへ移籍。当時32歳。2013年、パリ・サンジェルマンで1年プレーして引退。

2.ティエリ・アンリ(ニューヨーク・レッドブルズ)

ティエリ・アンリ
ティエリ・アンリ 出典:ロイター

フランスを代表するストライカー。イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルの最多得点記録を持つ。32歳だった2010年、特別指定選手制度を用いてレッドブルズ入り。2012年シーズンは15得点。

3.鈴木隆行(元ポートランド・ティンバース)

鈴木隆行
鈴木隆行 出典:朝日新聞デジタル

さすらいのストライカー。2002年の日韓W杯・ベルギー戦でゴールを決めて人気者に。その後、ベルギー、セルビアなど国内外のクラブチームを渡り歩く。2008年、31歳で米独立リーグ・ユナイテッドリーグ1部(当時)のポートランド・ティンバースへ移籍。ティンバースは2011年、MLSに新規参入した。

4.ペレ(元ニューヨーク・コスモス)

ペレ
ペレ 出典:朝日新聞デジタル

ブラジルのサントスで474ゴールを記録。75年、35歳でニューヨーク・コスモスに移籍。64試合で37ゴールをあげた。77年の引退試合には7万5千人の観衆が詰掛けた。

5.フランツ・ベッケンバウアー(元コスモス)

フランツ・ベッケンバウアー
フランツ・ベッケンバウアー 出典:朝日新聞デジタル

ドイツの皇帝。ペレと同時期にコスモスでプレー。105試合に出場して19ゴールをマークした。

6.ユルゲン・クリンスマン(アマチュアクラブ)

ユルゲン・クリンスマン
ユルゲン・クリンスマン 出典:ロイター

現アメリカ代表監督。ドイツ代表として108試合で47ゴールを記録。引退後、アメリカのカリフォルニア州にあるアマチュアクラブ「オレンジカウンティ・ブルースター」でジェイ・ゲッピンゲンの偽名でプレーしていた。

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