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連載

#289 #小山コータローの4コマ劇場

ゲーム機ほしい息子に〝救済措置〟 100点未満、もらえるものは

母さん…

小山コータローさんのマンガ「100点」
小山コータローさんのマンガ「100点」

かしこい…。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。

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小山コータローの4コマ劇場

「100点」

小山コータローさんの漫画「100点」
小山コータローさんの漫画「100点」

当時の僕を抱きしめてやる

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「ゲーム機の思い出」について聞いてみました。

ゲーム機の思い出と言えば、これもしかしたら以前の軽くコラムに書いたかもしれませんが、親が割と古い考えの人間だったので子供の頃ゲームを悪しきものとして中々買ってもらえませんでした。

そんな中でゲームボーイが欲しくて誕生日かクリスマスプレゼントのタイミングで「こういうやつが欲しい!」と思い切ってお願いしたことがありました。

渋々両親が「仕方ないな…いいよ」といって、僕が小学校へ行っている間におもちゃ屋さんで買ってきてくれました。

ワクワクしながらプレゼントの箱を開けると、僕が知っているゲームボーイの形をした何かでした。持った瞬間の軽さたるや、たけのこの里の空箱かと思いました。

それは、ゲームボーイの形をしているものの横にゼンマイのようなものがついており、それをジージーと巻くと物理的に画面のような部分のスポーツカーが走ってるように見える謎のおもちゃでした。

健気な僕は、親が詳しくないジャンルのものを頑張って探してきて買ってきてくれたことに精一杯の感謝を込め「あーこれね!違うけどこれはこれで面白いねありがとう!」とお礼を言ったことを覚えています。表情は変になってたと思います。

今ではSwitch2を自力で当てて自力で買ってポケモンZAをやっていますが、今このコラムを書くに当たってこの経験をさせてくれたことを書けた訳です。伏線回収できて良かったです!

タイムマシーンがあったら、当時の僕を抱きしめながら「かなり先の未来で、コラムに書けるよ」と言ってやりたいです。
 

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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