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連載

#235 #小山コータローの4コマ劇場

神社を歩く二人「あっ!あれは!」 有名な〝あの三つ〟と思いきや…

洋風

小山コータローさんのマンガ「歴史をみつけよう」
小山コータローさんのマンガ「歴史をみつけよう」
おさるはどこ…?漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「歴史をみつけよう」

小山コータローさんの漫画「歴史をみつけよう」
小山コータローさんの漫画「歴史をみつけよう」

伊能忠敬から広がるお話、無限大

たびたびツイッターでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ「好きな史実」を聞きました。

気になる史実と言えば…僕自身あまり歴史に詳しくない上に、勉強もおろそかにしてきたのでそもそも選択肢があまりないんですけど、なんとなく浮かぶのは「伊能忠敬の日本地図作成」ですね。
 
史実としてこれをあげるのが合ってるかどうかもよくわからないんですが…
 
これを機に少し調べ直しましたが「56才から17年かけて日本を歩いて測量」ですって。調べたら葉加瀬太郎さんが56歳らしいので、葉加瀬太郎さんが今から急に日本地図作るために歩き出す感じです。
 
情熱大陸のテーマソングを自分で弾きながら地図作れるから密着もしやすそうですね。
 
ただ、当時は人生50年らしいので、今で言えば86歳から17年かけて日本地図作ったことになります。というと、完成するのは103才…僕の祖父が102歳で亡くなっているので、僕の祖父で想像するには終盤はお化けなので歩いてないです。測量にズレが出そうですね。
 
僕の祖父は老人ホームで息を引き取りましたが、息を引き取ったと連絡を受けて駆けつけた部屋の壁には職員さんが祖父のために作ってくれたであろう「100才誕生日おめでとう!」のお祝い写真が飾られていました。ちなみにそのお祝い写真の構成は
 
「綾瀬はるかの切り抜き5枚の中心でファイティングポーズを取る祖父」でした。
 
僕は「うちのじいちゃんが100歳でこれなら、伊能忠敬も地図をつくれておかしくないな」と思いました。

<こやま・こーたろー>
 漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro

   ◇

 漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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