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「飴」で節電意識を高めたい! 塩も入ってるから熱中症対策にもなる
販売元に聞きました
電力需給ひっ迫注意報が出されるなど、猛暑の中でも節電が呼びかけられています。節電意識を高めるのに一役買おうと、塩やクエン酸を練り込んだ「節電喚起飴」が発売されました。
製菓問屋のナカムラ(名古屋市)が運営する「myame(まいあめ)」のオンラインショップ。
ここで7月5日に発売されたのが「節電喚起飴」です。
切っても切っても同じ絵柄が出てくる日本伝統の組飴で、断面には「節電」の文字とコンセントプラグのマークが見えます。
注意喚起を連想させる黒と黄色を使い、熱中症予防のために塩を入れて、クエン酸も通常よりも多めに配合しています。
市内の製菓会社の職人たちによって手作りされており、製造工程もYouTubeで公開しています。
「節電に気をとられすぎると熱中症の危険もあります。節電を意識しながら熱中症対策もできないかと考案したのがこの飴です」
そう話すのは、ナカムラの専務・中村慎吾さんです。
100セット(1セット50個入り)を100円+送料で販売することにしましたが、これではもうけは出ないそうです。
「この飴を多くの人々の手にとっていただくことで、少しでも節電に対する意識を持っていただければ」
コロナ下の2020年5月には「手洗いうがい喚起飴」を発売。
中小企業として何ができるかを考えながら商品を企画しているそうです。
「その時々の思いを飴に乗せて発信することで効果があるのではないかと期待しています。今回は節電に一役買えればうれしいです」
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