MENU CLOSE

連載

#7 ウクライナ情勢 10代の疑問

ウクライナ侵攻同様に「日本も攻められる?」 中国は…18歳の不安

「侵攻しない方がよかった」という雰囲気

目次

日々、事態が刻々と変化するウクライナ情勢。10代から「そもそも」の疑問を募ると、実は見落としていたかもしれない根本的な疑問が集まりました。「日本が攻められる可能性は?」「中国が動くことはある?」。元モスクワ支局長の、駒木明義論説委員が答えます。

【PR】手話ってすごい!小学生のころの原体験から大学生で手話通訳士に合格

「北方領土の安定化」言ってくることはある?

ウクライナ侵攻のように、日本の北方領土をロシアが攻撃することは有り得るのでしょうか。ウクライナへの侵略というのは親露派の保護のよう理由を並べていますが、そこに北方領土の安定化とか変な理由を付けたりしてくることはありませんか。(この春高校を卒業した18歳、以下質問者同じ)

基本的にはない

これは基本的にはないです。なぜかというと、北方領土はすでにロシアが実効支配しているからです。すでにロシア人が住み、ロシア軍がいるという状況なので、ロシアが攻める必要はありません。

ロシアが攻めるとしたら日本そのものかもしれません。

ですが、もともとのロシアとウクライナとの歴史的関係のようなものが日本にはないので、攻めることはないでしょう。また、日本はアメリカと同盟関係にあり、日本と戦争するということは、アメリカと戦争することになり、それはさすがにありません。

中国が台湾に動く可能性は?

この騒動を見て、中国が台湾に動いたり、尖閣諸島を理由に日本を攻め入ったりする可能性はあるのでしょうか。

「侵攻しない方がよかった」という雰囲気が

いまのところ、ウクライナが想像以上にがんばっていて、世界がウクライナをサポートしたりロシアに対して経済制裁を課したりしているため、ロシアが思うようには進んでいません。

むしろ侵攻しない方がよかったのではという雰囲気があります。そのような現実を見て、中国も「簡単にできることではない」と認識していると思います。

ウクライナ情勢10代の疑問

連載 ウクライナ情勢 10代の疑問

その他の連載コンテンツ その他の連載コンテンツ

全連載一覧から探す。 全連載一覧から探す。

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます