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ネットの話題

犬がくわえてきたのは「勝訴」でした 裁判風アイデアおもちゃが話題

「勝訴」の垂れ幕みたいな犬用おもちゃです。

「勝訴」とプリントされたおもちゃをくわえるポンタくん
「勝訴」とプリントされたおもちゃをくわえるポンタくん 出典: 2時のツイッター

目次

 裁判で勝った直後に関係者が掲げる「勝訴」の垂れ幕。それをイメージした犬用おもちゃの試作品がネット上で注目を集めています。犬がくわえて走ってくる姿がなんともいえない雰囲気を醸し出しています。考案者に話を聞きました。

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犬用おもちゃの試作品
犬用おもちゃの試作品 出典: 2時のツイッター

「犬用のおもちゃを作りました」


 「うれしそうに判決を取ってきてくれる、犬用のおもちゃを作りました」

 今月25日、ツイッターにそんな文章とともに3枚の写真が投稿されました。

 1枚目は、白いタオル生地に「勝訴」とプリントされたものが写っています。

 2枚目と3枚目は、それを口元にくわえてカメラに向かって走ってくる犬の姿が。

 まるで、注目の判決直後に関係者が垂れ幕を持ってカメラに向かってくる瞬間のようです。

 この投稿に対して、「夫婦げんかの時に和みそう」「裏は不当判決でお願いします」といったコメントが寄せられ、いいねは16万を超えています。

考案者に聞きました


 投稿したのは、企画デザイン会社「2時」のアカウントです。

 「時計の2時の方角=ななめ上の発想」を大切に、世の中を楽しくするモノやコトを生み出そうと2020年11月に設立。

 楢﨑友里さんと田中桃子さんのプランナー2人で立ち上げた会社です。

 今回の犬用おもちゃは商品として完成したものではなく、アイデアを形にしたサンプル品。

 発案のきっかけについて、楢﨑さんはこう話します。

 「ペット用のおもちゃを何か作れないかなと考えていたら、笑顔で走ってくる犬と、裁判所から垂れ幕を持って走ってくる人のイメージが重なったんです」

「2時」の楢﨑友里さん(左)と田中桃子さん(右)
「2時」の楢﨑友里さん(左)と田中桃子さん(右) 出典: 2時提供

河川敷で30分ほどかけて撮影


 SNSで発信するためのサンプルでしたが「遊んでいる写真なしでは成立しない」と思い、知り合いが飼っているポンタくんにモデルを依頼。

 投稿当日の朝、河川敷で30分ほどかけて撮影したそうです。

 「ポンタくんがとっても気に入ってくれて、なかなか離してくれない場面もありました。サンプルは中型犬用と大型犬用の2個を作っていたのですが、どちらもプレゼントしました」


 ツイッター上で想像以上の反響が寄せられたこともあり、商品化に向けて動き出すそうです。

 「小型犬用も作りたいなと思っています。サンプルではプリントだった勝訴の文字も刺繍にするつもりです」

 犬用おもちゃと勝訴の垂れ幕を組み合わせたアイデアグッズ。なかなか理解してもらえないかもという不安もあったそうですが、ポンタくんのおかげもあって大好評となりました。

 「他にも仕込み中のものが何件かあるので、近いうちに発表できたらと思っています。そちらもぜひご注目ください。また、『おもしろい商品を作りたい』『集客のための話題作りをしたい』という方は、ぜひ2時にご連絡ください」

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