ネットの話題
ファミチキの「メモ欄」使うことある? 何のためかファミマに聞いた
2006年の発売以降、ファミリーマートでは定番のホットスナックである「ファミチキ」。店頭で購入する際、チキンを入れる袋につけられた「メモ欄」がTwitterで話題になりました。どういう経緯でメモ欄がつくられたのか、ファミリーマートを取材しました。
秘伝のスパイスで味付けされ、サクサクッとした衣の食感と、柔らかくてジューシーな鶏肉の旨みが楽しめるファミチキ。2021年7月末時点で累計18億食を突破した看板商品です。
現在は通常の「ファミチキ(骨なし)」に加えて、数量限定の「チーズインカレーファミチキ」を販売中です。今年5月には、ファミチキを挟んで食べられる「ファミチキバンズ」を発売し、新しい食べ方も提案しています。
ファミチキを入れた袋は、ロゴが入った面の裏側に食べ方の説明が記載されています。その下に「メモ」と書かれて、文字を記入できるスペースが設けられています。
このメモ欄を撮影し、Twitterで「このメモ欄って人生で使うことあるのか?」とつぶやいた投稿に20万近い「いいね」がつきました。メモ欄にメッセージをつけた投稿も広がっています。
ファミリーマートの広報担当者によると、袋にメモ欄が付けられたのは2013年からです。
「見た目が似たホットスナックを複数購入された場合、お客様が召し上がる時、何の商品か分かるよう、その商品名を記入する欄として設けるようになりました」
購入者ではなく、店舗スタッフが使うことを想定しているそうです。メモ欄はファミチキだけでなく、焼きとりなど他のホットスナックにも付けられているといいます。
ファミチキのメモ欄がSNSで話題になることは定期的にあるそうです。担当者は「パッケージにご注目頂き、話題になっている事にありがたく思っております。本来は店舗スタッフ用のメモ欄ですが、ファミチキをちょっとした差し入れで渡す際に、コメントを書き足して渡すのも嬉しいサプライズになるかもしれません!」。購入者が記入する際は、「中のホットスナックを傷つけないようご注意ください」とコメントしました。
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