連載
#13 屋台ヤケミルク
「おそろしい凶器で…オレを…」赤ちゃんと〝BCG〟の闘いを漫画に
予防接種はスケジュールを管理するのが地味に大変なんですよね。
世の中のママパパ、きょうも育児お疲れ様です。ミルクを飲んでくれない、なんで泣いているか分からないなんて悩んだり困ったりしませんでしたか? でも、赤ちゃんも悩んだり困ったりしているかもしれません。きょうは予防接種のお話。スケジュールを管理するのが地味に大変なんですよね。漫画「屋台ヤケミルク」、開店です。(漫画・コラム/はみだしみゆき)
予防接種……大変ですよね。
「この時期になったら『コレ』を3本打ちましょう」とか「何週間空けて『コレ』を4本打ちましょう」とか、種類の多さとスケジュールを組むややこしさにとても苦しんだ覚えがあります。
病院で管理してくれるところもあるみたいですが、私が息子と通っていた病院は結構放任なところだったので、とても苦労しました。
息子は注射をされてもあまり泣かない子で、ちょっと泣いたらケロッと泣き止む子だったので、そのストレスは少なくて済んだのですが、2回目の予防接種の後に39度超えの熱が出てしまいました。
1週間の検査入院をして、特に異常も見つからず、事なきを得たのですが、その後も予防接種でそういった反応が出てしまうのではないかと思い、予防接種の前日は毎回、胃が痛かったです。
1歳を過ぎてからは予防接種の種類も回数も減り、ほっと一仕事終えたように胸をなでおろしています。
病院に到着すると、それだけで泣いてしまう子もいると聞いたことがありますが、うちの息子は病院に行っても普段通りなので、まだ注射のことをわかっていないのかもしれません。
3歳ころが一番大変だと聞いたこともあり、今から恐ろしいです。
昨年の冬、家族3人でインフルエンザの予防接種に行きました。夫が初めて息子の注射に立ち会ったのですが、「ひーん」と泣く息子が暴れないように手で押さえながら、「痛いよね、見てると俺も泣いちゃいそう……」と言っていたのがおもしろかったです。笑
はみだしみゆき
漫画家。普段はプロモーション会社の制作チーム勤務。2019年5月に息子を出産してママデビュー。子育てにあわわあわわと奮闘中。息子が5、6カ月になった頃から、Twitterへのイラスト・漫画投稿をしている。Twitterアカウントは@HamidashiMiyuki。Instagramアカウントは @hamidashimiyuki。
1/187枚