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「お嬢さん、だいじょうぶかい?」すべてを癒やす“もふもふ感”描く

「不安なことや嫌なことがあったり、しんどい方へ」

「今日はどうしたの?」もふもふに包まれ…
「今日はどうしたの?」もふもふに包まれ… 出典: 有栖さん(@alice_104182)のツイートより

目次

「不安なことや嫌なことがあったり、しんどい方へ」。読む人の心をいたわるコメントともに、ツイッターに投稿されたイラストに「癒やされた」という反響が集まっています。描かれているのは、人よりもずっと大きなサイズになった、ペンギンなどの鳥たち。あたたかい手触りまでも感じられるような「もふもふ」鳥たちに、人間たちが顔や体をうずめている様子はまるで夢のよう。イラストの作者に聞きました。
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「もふもふ」に体預けるイラスト「気持ちが楽になった」

話題となっているイラストを描いたのは、イラストレーターの有栖さん(@alice_104182)です。

コウテイペンギンの親と子、ツバメにユーラシアに生息する「ウソ」が、繊細でやわらかなタッチで描かれています。人間たちはその大きな「もふもふ」に、顔や体をうずめています。絵に添えられている「今日はどうしたの?」「お嬢さん、だいじょうぶかい?」などの文章にも、鳥たちに甘えたくなる、やさしい世界観が表現されています。
有栖さんの投稿には、「癒やされた」「気持ちが楽になった」というコメントが寄せられ、2万回以上リツイートされ、「いいね」も11万件以上集まっています。

今回投稿されたのは、これまで有栖さんが仕事などで描いてきた作品たち。これらを描き始めたのは「一時期疲れていた私自身を癒すため」だったそうですが、「沢山の方々に見て頂けるようになってからは、誰かの心の支えになれればと思い描いています」。
「お嬢さん、だいじょうぶかい?」やさしいタッチのコウテイペンギン
「お嬢さん、だいじょうぶかい?」やさしいタッチのコウテイペンギン 出典:有栖さんのツイートより

ペンギンのイラストについては、赤ちゃんペンギンが、親ペンギンの足元にいる写真をたまたま見かけたことが描くきっかけだったそうです。「もし、私自身が赤ちゃんペンギンの代わりに足元にいたら癒されるだろうな」という思いから作品が生まれました。

有栖さん自身が鳥類が好きとのことで、今回の作品群は鳥類のイラストのみ投稿されています。

もふもふが気持ちよさそうなツバメ
もふもふが気持ちよさそうなツバメ 出典:有栖さんのツイートより

私自身を癒すため」始めたイラスト、みんなの癒やしに

作品を描く上で特に意識しているのは、「動物と人が触れている部分のもふもふ感や表情」という有栖さん。「あと、共に書かれる文章が伝わりやすい構図になるよう心掛けています」

オレンジ色のお腹が特徴的なユーラシアの「ウソ」
オレンジ色のお腹が特徴的なユーラシアの「ウソ」 出典:有栖さんのツイートより
たくさんの「いいね」が集まり、「包まれたい」というコメントや、やさしい世界観に「涙が出た」というリプライも寄せられています。有栖さんは反響について、「大変嬉しく思います」といいます。

「描いてる目的が『誰かの心の支えになって欲しい』なので、そういった温かいコメントを頂けると描いて良かったなと思えますし、とてもやりがいを感じます」

描かれている人たちに自分を重ねてみると、生き物たちの体温が伝わってくるようで、心が少しあたたかくなるのを感じます。そんな想像力もふくらむイラストたち。ぜひ「もふもふ」に包まれた気持ちを味わってみてはいかがでしょうか。

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