ネットの話題
「この先」→「広がる可能性」 道路標識みたいな教習所広告が話題に
道路標識を意識した広告の狙いについて聞きました。
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道路標識を意識した広告の狙いについて聞きました。
高田馬場駅(東京都新宿区)の天井に吊された教習所の広告が、ツイッター上で話題になっています。道路標識を意識した広告の狙いについて、担当者に話を聞きました。
皆さん高田馬場駅の広告が変わっていたのはお気づきですか🙂?
— レインボーモータースクール (@rms_Official_jp) December 23, 2019
まるで道路の真ん中を歩いているような感覚になれる『道路標識』になりました🚗
青色は一般道路
緑色は高速道路
勉強にもなりますね!
こんな標識があったら面白い!など皆様からのご意見お待ちしております❤️#高田馬場駅 pic.twitter.com/wUQqIZ5y9g
昨年12月から設置されているレインボーモータースクール(埼玉県和光市)の広告。
全11枚が天井から吊されていて、いずれも道路標識のようなデザインになっています。
道がいくつも分岐した先に「広がる可能性」と書かれていたり、「寄り道」のグネグネ道が車のシルエットになっていたり、出発点が「ここではない」で行き先が「どこか」となっていたり。
色も一般道の標識のような青と、高速道路の緑の2種類があります。
今月上旬にこの広告がツイッターで紹介されると「何と言うセンス」「何だこれはと思わせた時点で大成功」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
「以前はロータリーに大きな広告を出していたのですが、1年ほど前から垂れ幕にして、昨年12月から現在の道路標識風になりました。話題になればと続けてきて、初めて当たりました」
そう話すのは教習事業部和光センター営業課の課長・前沢雄一さんです。
教習所というと固いイメージを持たれがち。車離れが進んでいると言われる若者たちに響く内容にしようと、広告会社と話し合って制作したそうです。
「天井から吊しているので目線を上げないと見てもらえません。インパクトのあるものを意識しました」
単に「免許を取ろう!」では誰も見てくれない。それならば多少わかりにくくても「何だろう」と反応してくれるものにしたかったといいます。
話題になったことについては、こう話します。
「2カ月かかりましたが、率直にうれしいです。伝えたかった『免許があると可能性が広がるよ』というメッセージが届いたんだと思います」
そして、こう付け加えます。
「教習所名はあえて小さくしか入れていませんが、免許を取る際はレインボーモータースクールをぜひ選択肢の一つとして覚えておいてください」
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