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手編みのズワイガニ、脚が外せて身も出ます! きっかけは友人の写真

脚を引っぱると外れて、さらに身も出てきちゃった。

脚が外せて身も出ます
脚が外せて身も出ます 出典: YUKOさんのツイッター

目次

 手編みされたズワイガニのぬいぐるみ。その脚を引っぱると外れて、さらに身も出てきちゃった――。そんな仕掛けが施された作品がツイッター上で注目を集めています。「友人がカニを食べている写真を送ってくれたのがきっかけです」と話す作者に聞きました。

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身まで出てきました
身まで出てきました 出典: YUKOさんのツイッター

身まで再現


 先月31日にツイッター投稿された30秒の動画。映っているのは真っ赤なズワイガニの形をした編み物です。

 画面左側の真ん中の脚を引っぱるとスッと根元から外れ、さらに外れた脚の関節部分を左右に引っぱると、今度は中身の部分が現れました。
 
 ゆであがったズワイガニを食べる時の様子が、見事に毛糸で表現されています。

 この動画に対して、「まさかの身まで再現」「食べたくなってきたんだけど」といったコメントが寄せられ、リツイートは2万、いいねは4万7千を超えています。

作者に聞きました


 「次に何を作ろうか考えていたときに、友人がカニを食べている写真を送ってくれたのを見て、『ああ羨ましいな。カニ食べたいな』と思ったのがきっかけです」

 そう話すのは、作者のYUKO(@amigurumist125)さん。

 「何か創作をして自己表現や他者とコミュニケーションをしたい」と思い、いろいろと試した結果、あみぐるみにたどり着いたそうです。

 2019年夏から始めて、週に1作品以上作ることをマイルールに。「カッコイイ」や「オモシロイ」を追求しながら、今回のズワイガニで35作品目になりました。

 あくまで趣味のため、販売はしていないそうです。

脚2本目くらいで飽きて


 パーツを少しずつ作っていきながら計10時間ほどかかったというズワイガニ。

 可愛らしいぬいぐるみにしたくなかったため、リアル感が出るように脚の長さや関節部分を試行錯誤したといいます。

 「飽き性なので脚2本目くらいで飽きてしまい、うんざりしてました(笑)。脚がたくさんある動物は当分作りたくないですね」

 単純に身が出るだけでなく、一度外した後でも元に戻せる仕様に。

 脚の中身から編み終わりに出る余分な糸を長めに残してあり、編み物のパーツ同士を縫い合わせるための「とじ針」を使って本体に付け直すことができます。

「びっくりしています」


 作品が話題になったことについては、こう話します。

 「びっくりしています。自分の中では特別な作品でもなかったので。どちらかというと『やっつけ一発芸』でした。ただ、動きをつけて動画にできたのが珍しかったのかなと思います。ツイッターでは中国、台湾、韓国、タイなど海外の方と思われる方々からもいいねやフォローをいただいているのが嬉しいですね」

 ゲームやアニメキャラクター、動物、食べ物、車などをテーマに、YUKOさんの世界観を反映した数々の作品。「SNSや作品展などでぜひ見ていただきたいです」とのことでした。

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