ネットの話題
ポッキーは贈り物に最適? カラフルなギフト用6商品、開発者に聞く
江崎グリコのロングセラー「ポッキー」のギフト用商品が発売され、ネット上で注目を集めています。
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江崎グリコのロングセラー「ポッキー」のギフト用商品が発売され、ネット上で注目を集めています。
江崎グリコのロングセラー「ポッキー」のギフト用商品が発売され、ネット上で注目を集めています。「日ごろの小さな感謝や幸せを分かち合う、幸せの輪が広がるシーンにぴったりです」と話す開発担当者に話を聞きました。
有楽町マルイやPLAZAなどで期間限定で販売されている「Pocky THE GIFT」。
通常のポッキーと比べて太めのプレッツェルで、長さは約3分の2ほど。14本入りで希望小売価格は税込み270円、フレーバーは以下の6種類です。
・Black covered with love ミルクチョコレート(エクアドル産とガーナ産のカカオ)
・Berry rolling in a daydream ベリー(あまおう苺)
・Sweet potato floating in the pool スイートポテト(五郎島金時)
・Matcha against the forest 抹茶(宇治抹茶と碾茶葉)
・Grapes at midnight グレープ(信州巨峰)
・Melon shines on a frosty morning メロン(夕張メロン)
パッケージは余計なものを省き、ポッキーのアイコンと、それぞれの特徴を連想させる色合いでシンプルに。一瞬でポッキーと認識できるアイコンを生かしたデザインにしました。
先日、ツイッターでこの商品が紹介されると、「可愛い」「シンプルで良い」といったコメントが寄せられ、話題になりました。
「ポッキーは『Share happiness!』をうたっていますが、現在販売しているスーパーやコンビニ、それ以外の場所でも『Share happiness!』を届けられないかと考え始めたのが企画の始まりで、議論の結果、プチギフト市場に着目しました」
そう話すのは、Pocky THE GIFTの開発者でマーケティング本部の金澤結衣さんです。
最近はポッキーを買っていないという人にも届けたい。今までポッキーが出ていけていないシーンへ進出したい。そんな思いを込めて取り組んだそうです。
「ポッキーは多くの方に認知されているので、通常のポッキーとどう距離を取るかが難しかったです。コンビニやスーパーをイメージされると、ギフトシーンから遠くなってしまうので」と金澤さん。
プレッツェルは、フレーバーに応じて癒やしをイメージしたジャスミン、活力をイメージしたシナモンを隠し味として採用。
女性が食べやすく、かつ持ち運びやすいサイズとして、手のひらサイズのスマートフォンをイメージしました。
また、商品リーフレットやWebサイトでは、財団法人・日本色彩研究所監修による、色に込められるイメージも記載しています。
デザインや味覚、店舗の演出からBOXや紙袋などの小物に至るまで、一貫した世界観を作ることを大切にしたそうです。
発売後、「ポッキーを久しぶりに買った」といった声も寄せられているといいます。
ネット上で話題になったことについて、金澤さんはこう話します。
「買う瞬間から、誰かにシェアする瞬間、食べる瞬間、全てがHappinessになってほしい、という思いを込めました。私たちが撮影するよりはるかに上手に撮影してくださる方もいて、とてもありがたく、プチギフトはこういった連鎖が必要だと思っています。みなさんがお好きなようにPocky THE GIFTを楽しんでいただければうれしいです」
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