ネットの話題
「ほぼクリーム」だからホボクリム! 3割増しのローソン新作シュー
ローソンが発売した「ホボクリム」。その名のとおりクリームがぎっしり詰まった「ほぼクリーム」のシュークリームです。
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ローソンが発売した「ホボクリム」。その名のとおりクリームがぎっしり詰まった「ほぼクリーム」のシュークリームです。
今月5日にローソンが発売した「ホボクリム」。その名のとおりクリームがぎっしり詰まった「ほぼクリーム」のシュークリームで、ネット上でも注目を集めています。いったいどんな商品なのか、担当者に話を聞きました。
「ほぼほぼクリーム!」と感じてしまうくらい薄皮生地のホボクリム。価格は税込み200円です。
「乳脂肪分の高いコクのある生クリームを使用したホイップクリームと、ミルククリームの2種類を詰め込んでいるので、味わいの変化が楽しめます」
そう話すのは、ホボクリムを担当したチーフマーチャンダイザーの吉田祐子さんです。
「クリームをつかんで食べられたら喜んでもらえるかな」という会話からスタートしたというこの商品。
開発のきっかけは、ものすごく薄皮と感じられるシュークリーム生地が完成したことでした。
「シュークリームはクリーム好きの方に好まれているスイーツの1つです。薄皮で生地が感じにくいことを生かした『とにかくクリームを楽しめるシュークリーム』にしたらお客様に喜んでいただけるのではないかと思ったんです」
ただ薄いだけでなく、外側にふわふわもっちり生地、内側に白い生地と2層にすることで、クリームの水分や中の空気を外に逃がさない構造になっています。
主役のクリームについては、味が単調にならないようホイップクリームとミルククリームの2種類を使用。
ホイップクリームについては、今年のローソンのクリスマスケーキで最も高級な「スペシャルストロベリークリスマス(税込み1万800円)」と同じクリームを、ホボクリム用にやわらかいまま保てるよう若干アレンジして使っています。
クリームが多いことにポイントを置いて開発したわけではないため、従来品とクリームの量を比較していなかったそうですが、一般的なサイズに近い「シュー・ア・ラ・クレーム」と比較すると約3割多くなっています。
開発当初、クリームと生地を合わせてみると、クリームの重さや重力に負けてシュークリームがペシャンコになったといいますが、改良を重ねて商品化に至ったそうです。
クリームの量やネーミングもあって、発売前からネット上で話題になっていたホボクリム。「ほんとにほぼクリーム」「売り切れでなかなか手に入らん」といった声が上がっています。
「クリームがぎっしり詰まっていますので、そのままかぶりつくとクリームがはみ出てきます。食べ進める際にはクリームを吸うように食べていただくのがポイントです」と吉田さん。
発売日から8日間連続でデザート部門の1位を獲得し、販売数は100万個を超えました。人気を集めていることについては、こう話します。
「大変嬉しく感じている半面、早々に売り切れてしまう店舗もあるなど、お客様に大変ご迷惑をおかけしていることを申し訳なく感じております。来月にはホボクリムの第2弾の発売も予定していますので、ぜひ楽しみにお待ちください」
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沖縄県で販売しているホボクリムは、生地やクリームの仕様が異なるそうです。
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