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思わず目が合う「ししゃもパン」 新千歳空港の逸品 もちろん子持ち
新千歳空港内で販売されているパン「北海道ししゃも巻き」が、ネット上で注目を集めています。
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新千歳空港内で販売されているパン「北海道ししゃも巻き」が、ネット上で注目を集めています。
新千歳空港内で販売されているパン「北海道ししゃも巻き」が、ネット上で注目を集めています。パリパリ食感のデニッシュ生地で、子持ちししゃもをくるんだ商品です。製造販売している敷島製パンの担当者に話を聞きました。
9月11日に、国内線ターミナルビル2階にオープンした「Pasco北海道プレミアム」。
北海道生まれの国産小麦「ゆめちから」や、北海道の食材をいかしたパンをラインナップしているのが特徴です。
お店のオープン当初から販売しているのが「北海道ししゃも巻き」(税込み388円)です。
北海道産の子持ちししゃもをデニッシュで巻いたこの商品。メスの子持ちししゃもを使用していて、おつまみにもピッタリだそうです。
先週、このパンがツイッターで紹介されると、「これは即買い」「360円って安い」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
「北海道産小麦はもちろん、北海道のおいしい食材を活かした『ここだけのパン、ここだけでしか買えないパン』を提供するために開発しました」
そう話すのは、敷島製パン株式会社パスコイーストカンパニー製品開発部の課長、橋本美帆さんです。
パンと組み合わせるにあたって、もっちりした生地ではなくパリパリ食感のデニッシュ生地を選択。
ししゃもはオスもおいしいですが、おなかの苦味が気になったため、卵のプチプチ感が楽しめるメスの子持ちししゃもを使っています。
大きすぎると頭や骨が硬く感じるため、程よい大きさのものを選んでいるそうです。
「生臭さが出ないように焼き方も工夫しています。デニッシュ生地を網状にしてししゃもに巻くと、程よくししゃもは見えますし、火どおりも絶妙になりました」
サイズは小ぶりですが、そのインパクトの強さもあって「何これ?」とお客さんが驚く姿を見かけるそうで、売れ行きも好調。お店の看板商品の一つになっているそうです。
「ししゃも1匹1匹に個性があり、口のあけ方もそれぞれです。お客さまには目が合ったししゃもを購入いただければと思います」と橋本さん。
話題になったことについては、こう話します。
「予想以上の反響にビックリしています。北海道に着いたばかりの方にはまず、Pasco北海道プレミアムで北海道らしさを感じていただきたいです。楽しい旅を終えて帰られる方も、おみやげとしてオススメの商品もございますので、ぜひお立ち寄りください」
◇ ◇ ◇
ししゃも巻き以外にも、「塩辛じゃがバター」(税込み324円)、「貝柱まるごとホタテグラタン」(税込み378円)、「北海道鮭がおいしいデニッシュ」(税込み378円)など、北海道にちなんだメニューがあるそうです。
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