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雑誌付録の「見える化」について、宝島社に聞きました。

雑誌の付録を「見える化」 間に挟まず表紙の上に まずはセブン限定

sweet10月号。左が通常号、右が増刊号
sweet10月号。左が通常号、右が増刊号 出典: 宝島社提供

目次

 付録の充実もあって販売部数上位に入る宝島社の雑誌。これまでの付録は箱詰めして雑誌の中に挟むスタイルでしたが、透明パッケージに入れて表にもってくる「見える化」を始めました。セブン-イレブン限定で始まった取り組みについて取材しました。

セブン-イレブン限定の増刊号


 12日に発売された「sweet」10月号。現在セブン-イレブンでは通常号と増刊号の2種類が売られています。

 雑誌の中身は基本的に同じですが、表紙と付録が異なります。

 10月号の付録はどちらも「FURLA」とコラボしたエナメル調ミラーとケースで、通常号と増刊号ではミラーの型押しのデザインが違っています。

 また、通常号はこれまで通り付録を箱詰めして雑誌の中に挟んでいますが、増刊号は透明パッケージで表紙の前に梱包されている点が特徴です。

これまでの付録は、箱詰めして雑誌の中に挟むスタイルでしたが、増刊号では透明パッケージに入れて表に
これまでの付録は、箱詰めして雑誌の中に挟むスタイルでしたが、増刊号では透明パッケージに入れて表に 出典: 宝島社提供

宝島社に聞きました


 付録の見える化の狙いについて、宝島社の広報担当者はこう説明します。

 「コンビニで扱っている商品の大半は、本以外のモノです。お客様にモノ(付録)を見ていただくことで、より強い訴求力を持つと考えました」

 対象となる雑誌はsweet以外にも、mini、steady.、大人のおしゃれ手帖、smart、MonoMaxなど全12誌。

 現在はセブン-イレブン限定の取り組みですが、すべてが増刊号というわけではなく通常号も併売しているそうです。

 「これまでコンビニで弊社の雑誌をご購入いただいていた方々に、変わらずご購入いただけるよう通常号も展開しています。透明パッケージでは、弊社の雑誌を知らない、購入したことがないと言った方々にアプローチできると考えています」

通常号(左)と増刊号(右)では表紙も異なります
通常号(左)と増刊号(右)では表紙も異なります 出典: 宝島社提供

先行事例を参考に


 今回の「見える化」は、コンビニの書籍コーナーで販売しているグッズメインの「マルチメディア商品」の成功が関係しています。

 枕やリュックといった商品で、かつては雑誌サイズに収まるように箱詰めしていたものを、枕はそのままのA3サイズ、リュックなどは中身が分かりやすい透明パッケージに変更。

 その結果、「天使の深睡眠マクラBOOK スペシャルパッケージ」が7万部、「moz BACKPACK BOOK special package」シリーズは累計67万部が売れたそうです。

 「主力事業でもある雑誌においても、付録を見える化することで売り場に注目が高まり、雑誌全体の活性化につながると考えました」

「天使の深睡眠マクラBOOK スペシャルパッケージ」
「天使の深睡眠マクラBOOK スペシャルパッケージ」 出典: 宝島社提供

書店向けはこれまで通り


 書店とコンビニエンスストアでは、訪れる客層や目的、滞在時間などが異なるため、書店向けはこれまで通り箱詰めを継続。

 書店では雑誌を平積みで展開することが多いことも考慮した結果だといいます。

 今回の取り組みについて、広報担当者はこう話します。

 「宝島社の付録は、各雑誌の編集者がブランドさんと一緒に企画・制作していますので、雑誌付録でしか手に入らないアイテムです。付録の見える化をきっかけに、新しいお客様も手にとっていただけると嬉しいです」

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