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本当にアルパカ? 毛刈り後の写真が話題、郡山の牧場飼育員に聞いた
毛刈りを終えたアルパカの写真が、ツイッター上で注目を集めています。
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毛刈りを終えたアルパカの写真が、ツイッター上で注目を集めています。
毛刈りを終えたアルパカの写真が、ツイッター上で注目を集めています。夏の暑さを乗り切るため、毎年この時期に毛刈りをしているという「のんびりアルパカ牧場」(福島県郡山市)の飼育員に話を聞きました。
今月1日に「毛刈り終了です」という文章とともにツイッター投稿された3枚の画像。
写っているのはいずれもアルパカですが、頭の部分だけ毛が残っており、まるでプードルのようです。
この投稿に対して、「そんなに痩せてたんだ」「首の長いライオンって感じ」といったコメントが寄せられ、リツイートは8万、いいねは22万を超えています。
毛刈り終了です💪 pic.twitter.com/NAcGGAxgHo
— イワナの里 - のんびりアルパカ牧場 (@nonbirialpaca) 2019年6月1日
投稿したのは、郡山市にある「のんびりアルパカ牧場」のアカウントです。
「毎年、梅雨前のこの時期に刈っていて、今年は先月28日から30日にかけて実施しました。旧山古志村(現・新潟県長岡市)からも応援に来ていただきました」
そう話すのは、飼育員の藤原汐梨さんです。
のんびりアルパカ牧場は、旧山古志村の牧場から譲り受けた4頭で2012年にスタート。現在は30頭を飼育しています。
旧山古志村のアルパカも中越地震後に米コロラド州の牧場主から寄贈された3頭からスタートしており、「東日本大震災で被災した福島県の人々に元気を提供したい」と、震災つながりで飼育が始まった経緯があります。
もともと高い山などに住んでいるアルパカ。日本の暑さにも耐えられるように毎年毛刈りをしています。
今回刈ったのは24頭で、プードルのように頭の毛を残した個体と、頭まで刈った個体で約半々だそうです。
ネット上では「顔周辺を刈らないのは結構危険で技術が必要だから」といった見方も出ていますが、頭の毛を残した理由について藤原さんはこう説明します。
「へアースタイルです。特に初めて刈るような若いアルパカは、可愛く見えるようにこうしています」
話題になったことについては「ビックリして何も言えません。入場無料なのでぜひ遊びに来て下さい」と話していました。
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