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犬、猫、タヌキ… 全部ティーバッグです! ヴィレバン通販にも登場
タヌキの形をした可愛いティーバッグが先日、ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアで発売されました。
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タヌキの形をした可愛いティーバッグが先日、ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアで発売されました。
タヌキの形をした可愛いティーバッグが、ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアで発売されました。埼玉県の水産会社が手づくりしているティーバッグで、ネット上でたびたび話題になる商品です。イヌやネコからイルカやマンボウまで約80種類を手がける社長に話を聞きました。
ヴィレヴァンのオンラインストアで3月下旬から予約注文が始まった「ぽんぽこだぬきのティーバッグ」。
ひと目でタヌキとわかるシルエットの中に入っているのは「ほうじ茶」で、お湯を注ぐとタヌキ色に変化します。
ヒモの持ち手部分を葉っぱのようにするなど、細かい部分までこだわっていて、価格は4パック入りで税込み1820円です。
昨秋にもツイッターで「すごく欲しい」「使うのがもったいない」と話題になったタヌキのティーバッグ。
作っているのは、カニの輸出入などを手がける大翔水産(埼玉県戸田市)です。
なぜ、水産会社がティーバッグを作っているのか? 理由について、代表取締役の高橋翔太さんはこう説明します。
「水産関連の会社として設立しましたが、ホームページ制作やデザインなども手がけています。依頼を受けてお茶屋さんのホームページを制作する中で、ティーバッグを作ることになったんです」
ホームページを制作中、お茶屋さんに「せっかくなので看板になる商品を作りませんか」と提案。すると「イルカのティーバッグを作ってみたかった」と言われました。
製造を委託できるところを探しましたが、「そんなの売れないよ」と断られたそうです。「それなら自分で作ってやろうと考えたんです」と高橋さん。
まずは第1作目のイルカをお茶屋さんで販売。好評だったため、シリーズ化して自社サイトでの販売を始めました。
これまでに、ラッコ、ジンベエザメ、マンボウ、シーラカンスといった海の生き物から、ネコ、ハリネズミ、フェネック、チベットスナギツネなどの陸の生き物まで約80種類を制作。
工場で大量生産しているわけではなく、社内で手作りしています。
「昨年は5人ほどで作っていましたが、最近は私も含めて10人で作っています。以前より数が作れるようになったので、ヴィレッジヴァンガードさんでタヌキを売っていただくことになりました」
ティーバッグのデザインをベースに、中身を入れ替えてポプリとして売るなど、ヨコ展開も始まっています。
今後について、高橋さんはこう話します。
「これまで、あえて複雑でマニアックなモチーフを選んできましたが、その方向性は維持していきたいです。工場で大量生産するのではなく、手作りでマニアの方にも長く愛される商品を作り続けたいです」
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