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話題

まるで小田急線なエレベーター! ビックカメラ町田店、内部まで再現

「ビックカメラ町田店」につながるエレベーターが、ネット上で注目を集めています。

話題になっているエレベーターがこちら
話題になっているエレベーターがこちら 出典: ビックカメラ提供

目次

 先月21日にオープンした「ビックカメラ町田店」(東京都町田市)につながるエレベーターが、ネット上で注目を集めています。外観も内部もまるで小田急電鉄のようにラッピングされているのです。なぜこのような仕様になったのか、ビックカメラを取材しました。

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近くで見るとこんな感じ
近くで見るとこんな感じ 出典: ビックカメラ提供

まるで車両が停車しているよう


 小田急百貨店町田店の7・8階にオープンしたビックカメラ町田店。最新家電から日用品までビックカメラが取り扱う商品カテゴリーの全てを導入した店舗です。

 百貨店が小田急電鉄の町田駅と直結しているため、西口改札を出て右手に進んだ先にあるエレベーターに乗れば売り場に到着します。

 話題になっているのはこのエレベーター。開閉する扉部分を車両の扉に見立てて、まるで車両が停車しているように見えるラッピングが施されているのです。

扉が開くと内部は……
扉が開くと内部は…… 出典: ビックカメラ提供
まるで電車の車内のようです
まるで電車の車内のようです 出典: ビックカメラ提供


 4基あるうちの半分は「各停(各階で停止)」、残り半分は「急行(ビックカメラがある7・8階直通)と扉前の足元に記されおり、まるで駅の乗車案内表示のようです。

 こだわったのは外観だけではないようです。

 中に入ってみると、内側には車内の座席や通路がラッピングされていて、まるで実際に乗車しているような雰囲気に。開閉する扉には車窓の風景まで再現されています。

エレベーター扉部分。内部から見るとこんな感じです
エレベーター扉部分。内部から見るとこんな感じです 出典: ビックカメラ提供

担当者に聞きました


 ツイッター上でこのエレベーターが紹介されると、「思っていた以上の小田急感」「本当に電車が止まっているのかと錯覚してしまう」といったコメントが寄せられています。

 いったいなぜこのような仕様になったのか? ビックカメラの広報担当者に話を聞きました。

 ――小田急電鉄イメージさせるデザインの狙いは

 小田急様とは、2002年のビックカメラ新宿西口店の開店の頃から続く強いご縁がございます。地域の皆さまから愛される小田急線のデザインをエレベーターに装飾することで、皆さまから親しみを持っていただけるお店になれればと思い、実施しました。

店内には駅名標をイメージしたコーナーサインが
店内には駅名標をイメージしたコーナーサインが 出典: ビックカメラ提供


 ――細部までこだわっていますね

 扉前の足元には、分かりやすいように「各停」「急行」の文字をラッピング。エレベーター内部も小田急線車内のデザインや、小田急線から見える景色をそのまま車窓としてラッピングして、乗る前も乗っている最中もワクワクしてもらえるようにこだわりました。エレベーターを降りた店内も、駅名標をイメージしたコーナーサインなど電車をイメージしたつくりとなっております。

行き先の表示盤に「ビックカメラ町田店」と記載したり、車体番号には「0221」とオープン日を記載したり、細かい部分にも工夫が
行き先の表示盤に「ビックカメラ町田店」と記載したり、車体番号には「0221」とオープン日を記載したり、細かい部分にも工夫が 出典: ビックカメラ提供

こんな所にもこだわりが


 ――企画する上で工夫した点は

 リアルでありながら、面白さも織り交ぜるバランスを重視しました。行き先の表示盤に「ビックカメラ町田店」と記載したり、車体番号には「0221」とオープン日を記載したり、細かい部分にも工夫を凝らしました。

 ――話題になったことについては

 多くの方から反響をいただき、非常に嬉しく感じています。お子様連れの方はもちろん、学生さんやシニアの方も年代問わずエレベーターの前で足を止めてカメラで撮影していらっしゃる姿を拝見して、喜んでいただけてよかったと感じます。

 ◇ ◇ ◇

 エレベーターのラッピングは期間限定で、終了時期は未定だそうです。

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