話題
シーチキン×コンビーフ=? 最強コラボの缶詰、発売半年後に話題に
「シーチキン」と「コンビーフ」を混ぜ合わせて1つの缶詰にした商品が、ネット上で注目を集めています。
話題
「シーチキン」と「コンビーフ」を混ぜ合わせて1つの缶詰にした商品が、ネット上で注目を集めています。
「シーチキン」と「コンビーフ」を混ぜ合わせて1つの缶詰にした商品が、ネット上で注目を集めています。いったいどのような経緯で実現し、配合比率や味付けはどうなっているのか? 販売元に話を聞きました。
「K&K」ブランドで知られる国分グループ本社(東京都中央区)が販売している「K&Kシーチキンコンビーフ」。
自社の代表商品「コンビーフ」と、はごろもフーズの「シーチキンLフレーク」を混ぜ合わせた缶詰で、80g入りで希望小売価格は税込み360円です。
昨年8月に発売された商品ですが、今月中旬にツイッター上で紹介されて話題に。
「まとめ買い待ったなし」「その神の食べ物はどこで買えますか」といったコメントが寄せられています。
どういった経緯でこの商品が誕生したのか? 気になる味は? 国分グループ本社マーケティング開発部の主席MD・飯沼健夫さんに話を聞きました。
――この商品を企画したきっかけを教えてください
シーチキン誕生60周年、K&K商標登録110周年をきっかけに、コンビーフの話題性を高めるために企画しました。
――それぞれの比率は
5対5の半々で混合しています。割合の決め方はお互いの忖度ではありません(笑)。
3対7、4対6、5対5、6対4、7対3、と様々に試作を繰り返し、はごろもフーズ様と試食協議を重ねた結果です。5対5がそれぞれの味を絶妙に感じる割合でした。
――味付けなどに工夫があるのでしょうか
余計な味付けはしておりません。シンプルに混ぜただけです。
――企画する上で苦労した点は
ヒット商品「缶つま コンビーフ ユッケ風」は、つまみという缶詰の使い方、「たまごかけごはん専用コンビーフ」は、たまごかけという食べ方で消費者の方に刺さりました。
一方で、コンビーフとシーチキンはどちらも料理レシピが多彩で、汎用性も高いのが特徴です。それゆえに、コンセプトをどう絞るか悩みました。
そこで、逆に使い方を絞らずに「コンビーフ」「シーチキン」の名前や味の認知度を活かそうと考えました。
そこからのスタートで一番苦労をしたのはパッケージデザインです。「コンビーフ」と「シーチキン」という言葉と両社のブランドへのこだわりが強く、決定するまでには相当な議論を重ねました。
――期間限定の商品ですか
発売当初は周年記念限定発売で終える予定でしたが、好評により通年販売品とさせていただきました。
――ネット上で話題になっていることについては
コンビーフでワクワクした気持ちになってほしかったので、とても嬉しく思います。ツイッターでは仮面ライダーのベルトにまでアレンジしていただき、自分の方がワクワクしてしまいました。
――「こんな食べ方がオススメ」といった点があれば
サラダではシーチキン寄りに、加熱調理ではコンビーフを強く感じることができます。調理温度によって風味が変化する点が特徴です。
特設サイトでは、味の素さんのご協力によるコラボレシピの掲載も始めました。みなさんがいろいろ試して、オススメの食べ方を見つけて楽しんでいただきたいです。
1/7枚