話題
あのチョコが服になった? 明治と「ロペピクニック」のコラボが話題
明治ザ・チョコレートとロペピクニックのコラボアイテムが、ネット上で注目を集めています。
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明治ザ・チョコレートとロペピクニックのコラボアイテムが、ネット上で注目を集めています。
2016年9月の発売以来、累計販売個数5000万個を突破した「明治ザ・チョコレート」。味だけでなくパッケージにもこだわっています。そんなチョコと「ROPE PICNIC(ロペピクニック、Eはアクセント符号つき)」がコラボしたファッションアイテムが、ネット上で注目を集めています。チョコが異業種コラボに挑んだ理由とは? 明治の担当者に話を聞きました。
2月1日から全国のロペピクニック店舗とオンラインストアで展開が始まったコラボアイテム。
明治ザ・チョコレートの「ブリリアントミルク」「ブロッサムビター」のパッケージに描かれたモチーフを、模様としてアレンジしています。
・ワンピース(5990円)
・スカート(4990円)
・バッグ(3990円)
・シューズ(4990円)
・ポーチ(2190円)
・ピアス(1900円)
・ネックレス(1700円)
(※いずれも税抜き小売価格)
実際に購入した人がツイッターに商品画像を投稿すると、「こんなコラボがあるなんて」「見つけたら買いたい」といったコメントが寄せられ、話題になりました。
調べてみると、明治ザ・チョコレートの異業種コラボは今回が初というわけではないようです。
どういった経緯でチョコがファッションとコラボすることになったのか? 明治の菓子商品開発部スペシャリティチョコレート専任課長・山下舞子さんに話を聞きました。
――コラボが実現した経緯を教えてください
今回のコラボ企画については、「ロペピクニック」を展開している株式会社ジュングループ様よりお話をいただきました。
もともと2017年にお問い合わせをいただいていたのですが、2017年度は既に別のアパレルメーカーとのコラボが決まっていたため、1年お待ちいただき、満を持して今年度の実現に至りました。
――コラボの狙いを教えてください
ファッションをひとつの文化として捉え、生活のさまざまなシーンに独自のスタイルを展開するロペピクニックとのコラボにより、明治ザ・チョコレートをライフスタイルとして取り入れていただくことで、チョコレートを“日本の食文化のひとつ”として醸成していくことを狙いとしています。
――過去にも異業種コラボを実施していますね
ファッションブランドでは、2018年1月に株式会社アダストリア様が展開する「niko and ...(ニコアンド)」とのコラボ商品を発売しています。
また、2月5日には「Love Liner(ラブライナー)」というアイライナーのブランドと特別コラボレッスンを行いました。当社の体験施設である「Hello,Chocolate by meiji」で、アイライナーを使用したメイクアップレッスンと、チョコレートを体感していただくカカオレッスンを実施しました。
ファッションブランド以外では、ロイヤルパークホテルとの共同企画で、バレンタインのおもてなしとしてオリジナルケース入りチョコのプレゼントも実施しています。
――今回のコラボを企画する上で工夫した点は
“ちゃんと+かわいい”というロペピクニックのブランドアイデンティティーを損なわないよう、柄の活用をいろいろ検討いただきました。
また、コラボ企画の意味合いをしっかりお客さまに伝えていくために、まずは全国の店舗で接客いただく社員のみなさまに明治ザ・チョコレートのことをより詳しく知っていただこうと考え、事前に全店舗の店長さま向けの特別カカオレッスンを実施しました。
――ネット上で話題になったことについては
みなさまが話題にしてくださっていることを、大変うれしく思っております。
よくよく見ないと明治ザ・チョコレートの柄だとは気づかない自然なデザインですが、ぜひ小ネタとして自慢していただけるとうれしいです。春先のおしゃれをチョコレートと一緒に楽しんでください!
「ロペピクニック」を展開している株式会社ジュングループの戦略MD(マーチャンダイジング)・町井優子さんは、コラボを依頼した理由を、こう説明します。
「『チョコレートを文化にしたい』というCMのフレーズを聞いた時に、『ファッションを文化にしたい』というロペピクニックの想いと共感をいだき、ご縁を感じました。明治ザ・チョコレートはたくさんの柄と色があり、ロペピクニックの店舗のようなワクワク感をお洋服や雑貨で表現できたら、お客様がファッションを楽しんで下さるのではないかと考えました」
スカートは、ブロッサムビターのパッケージ柄をメインに。ワンピースは、ブリリアントミルクの柄を前後2way仕様で表情を変えられるデザインになっています。バッグやアクセサリーなどは大人っぽさも大事にしながら、使い勝手も工夫しているそうです。
商品が話題になったことについては、こう話します。
「お客様からお客様へ自然につながり、話題になったことを大変嬉しく感じています。発売1週間で完売間近になり、たくさんのお客様から再販リクエストを頂いたので、オンラインストアのみ数量限定で追加生産を決めました。今後もワクワクするような企画を考えていきますので、ぜひ異なる文化の融合を楽しんでください」
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