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その名も「パンでロシアンルーレット」! 9個のうち1個はわさびマヨ
ファミリーマートが今月9日に発売したパンが、ネット上で注目を集めています。
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ファミリーマートが今月9日に発売したパンが、ネット上で注目を集めています。
                     ファミリーマートが今月9日に発売したパンが、ネット上で注目を集めています。その名も「パンでロシアンルーレット」。9分割されたパンのうち、クリームとチョコクリームが4つずつ、残り1つがわさびタルタルになっていて、見た目では判断できないようになっています。ハロウィン向けに開発したというこのパンについて、担当者に話を聞きました。
 9日にファミリーマートで発売された「パンでロシアンルーレット」(税込み398円)。パッケージは魔女やドクロなどが描かれたハロウィン仕様になっており、ホームページでは以下のように紹介されています。
 「パーティーシーンを盛り上げる、みんなで食べて楽しむロシアンルーレットパンです。チョコクリームパン4個、クリームパン4個、わさびタルタルパン1個を合わせたちぎれるパンです」
 ツイッターでこのパンが紹介されると、「ぼっちには手を出しにくい代物」「わさびタルタルってなんや」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
 どういった狙いでこの商品を企画したのか? デリカ食品部の藤橋さやかさんに話を聞きました。
 ――企画したきっかけは
 ハロウィンを盛り上げる商品ということで、通常のパンではできないおもしろい商品を作ろうと思い、開発しました。小さいときに駄菓子屋さんにあったフーセンガム(3個入りのレモンガムで1つだけ酸っぱい商品)などをイメージして、パーティー時にみんなで盛り上がれるゲーム性のある商品を目指しました。
 ――当たり(ハズレ?)を「わさびタルタル」にした理由は
 開発当初は激辛のものや、まずいものを入れようかと考えていましたが、やはり美味しさを優先し、わさびタルタルにしました。不意にわさびタルタルを食べるとびっくりするかもしれませんが、食べ進めていくと、意外と(?)美味しく食べられます。
 ――9つにちぎった段階では中身はわからないようになっているのでしょうか
 一つ一つ包餡したパン生地を9玉つなげているので、ちぎっても中身はわからないように工夫しています。
 ――商品化する上で苦労した点は
 工場で生産する際にチョコクリーム4個、カスタード4個、わさびタルタルを1個を必ず入れるオペレーションを考えるのに苦労しました。商品の規格を統一し、偏りがないように試行錯誤しました。
 ――オススメの楽しみ方は
 9人でパンを分け、みんなで一斉に口に入れると、とても盛り上がると思います。
 ――発売前から盛り上がったことについては
 これまでも多くのパンを開発してきて、発売後に「美味しい!」と盛り上がる経験はありましたが、発売前からこんなにも盛り上がっているのは初めての経験で驚いています。来年も話題性のある商品を考えたいと思います。
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