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「韓国は恥ずかしい国」と言われ…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く

漫画家・吉谷光平さんがレイシャルハラスメントについて描きました。

漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん

 レイシャルハラスメントを知っていますか? ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが描きました。

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漫画「レイハラ」=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」=作・吉谷光平さん
 学校や職場で、自分のルーツや国籍に向けられた配慮のない言葉やふるまいに苦しんでいる人たちがいます。海外で認識が定着している「レイシャルハラスメント」です。
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
 レイシャルハラスメントとは、特定の人種、民族、国籍にかかわる不適切な言動や行為のことです。侮蔑的発言や日本人しかいないことを前提とした会話や事業、ミスや考え方を特定のルーツに結びつけた評価なども含みます。上司から部下への関係だけでなく部下から上司、顧客から従業員、同僚同士などあらゆる関係性で起こりえます。
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
 京都府内の私立大に通う在日コリアン3世の女性は、幼稚園から高校まで朝鮮学校に通い、本名を名乗っています。大学の講義で、非常勤講師が「韓国は恥ずかしい国」「韓国は近代国家ではない」などと繰り返し、強い恐怖を感じたといいます。教室にいてはいけないような気がして涙がとまらなくなったそうです。
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
 先日、「レイシャルハラスメント」に関する記事が朝日新聞デジタルに掲載されました。この記事はFacebook上などで多くの反響を呼んでいます。

漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「レイハラ」の一場面=作・吉谷光平さん

 【よしたに・こうへい】 漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。漫画アクションで「あきたこまちにひとめぼれ」を連載中、月刊ヤングマガジンの連載「ナナメにナナミちゃん」の単行本1巻が発売中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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