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今年も24時間うそマラソン! 笑うタカラトミーのエイプリルフール
4月1日に日付が変わった直後から、1時間に1本のペースでエイプリルフールのうそをツイッターに投稿している企業があります。
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4月1日に日付が変わった直後から、1時間に1本のペースでエイプリルフールのうそをツイッターに投稿している企業があります。
「セミの人生ゲームを発売」「最終面接でジェンガを使用します」「幹部平均年齢は2歳を目指します」――。4月1日に日付が変わった直後から、1時間に1本のペースでエイプリルフールのうそをツイッターに投稿している企業があります。人生ゲームやリカちゃん人形で知られるタカラトミーです。自社商品をネタにしながら1日で24本を投稿する「24時間うそマラソン」。昨年に続いて今年も実施している理由や狙いを聞きました。
3月31日夜、タカラトミーのツイッター公式アカウントが、こうつぶやきました。
「【今年もやります】明日はいよいよ、とにかく何も信じられなくなる「あの日」ですね… 弊社でも4/1 0:00より #エイプリルフール でツイートします。ご期待ください…!! 」
【今年もやります】明日はいよいよ、とにかく何も信じられなくなる「あの日」ですね… 弊社でも4/1 0:00より #エイプリルフール でツイートします。ご期待ください…!! pic.twitter.com/6F6OI3JinA
— タカラトミー (@takaratomytoys) 2016年3月31日
そして、日付が変わって最初に投稿されたのがこちら。
「【役員人事に関するお知らせ】弊社はより子どものニーズを理解するため、役員の一斉若返りを決議いたしました。幹部平均年齢は2歳を目指します」
01:【役員人事に関するお知らせ】弊社はより子どものニーズを理解するため、役員の一斉若返りを決議いたしました。幹部平均年齢は2歳を目指します。https://t.co/F1DemXngXK #エイプリルフール pic.twitter.com/NxbakMiIOH
— タカラトミー (@takaratomytoys) 2016年3月31日
リンク先へ飛ぶと、1歳で社長になった富山玩具郎さんをはじめとした役員の紹介や、「理念」「組織体制図」などが並んでいます。
【トップメッセージ】
そろそろ、おむつをかえてほしい。
えこひいきを、こどもに。
いつも、ほしいおもちゃを
ぷれぜんとしてもらえる、
りそうのせかいにする。
るーきーしゃちょうですが
ふぁぼもらえるように
るーるまもって、がんばる。
(※縦読みすると「えいぷりるふる」=「エイプリルフール」となっています)
【理念】
なにもしなくても、おもちゃをかってくれるひとをふやす
おねだりすれば、おもちゃをかってくれるひとをふやす
なけば、おもちゃをかってくれるひとをふやす
おもちゃはかってくれなくても、たかいたかいをしてくれるひとをふやす
最初の投稿以外にも、「タカラトミーアーツ代表取締役社長にNON STYLEの石田明が就任」「『理科ちゃん』人形の発売が決定しました」といったつぶやきのリンク先にも特設ページを準備するなど、なかなか手の込んだ仕掛けになっています。
どうしてここまでこだわるのか? タカラトミーの広報担当者に話を聞きました。
――なぜ24時間うそマラソンを始めたのでしょうか
「エイプリルフールが定着してきたこともあり、遊びや楽しさを提供する会社として、企業文化を発信するいい機会になるのではないかと考えて、昨年実施しました。前回の反響が大きかったこともあり、今年も継続しました」
――社内の反応は
「ユーモア好きな社長からも『面白い!どんどんやろう』と後押ししてもらっています」
――今年の反響は
「今年から、いくつかのツイートに対してうその特設ページを開設したのですが、予想を超えるアクセスをいただいています。昨晩は殺到してつながりにくい状態になってしまいました。申し訳ないことですが、とてもありがたいです」
――本日夜まで続きますが、見どころは
「24個考えるのに頭をひねって、とても苦労しました。ぜひ最後まで楽しみながら見守ってください」
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