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28歳OLが「M─1」挑戦して惨敗した 「芸人さんってすげぇ」
同僚に誘われ、漫才に挑戦することになった私。男女共用の楽屋におののき、熱気ムンムンの舞台で緊張は最高潮に…。その舞台裏とは?
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同僚に誘われ、漫才に挑戦することになった私。男女共用の楽屋におののき、熱気ムンムンの舞台で緊張は最高潮に…。その舞台裏とは?
結果は即日、舞台上で発表。通過コンビが読み上げられます。
これまでの予選を見ていると、1次予選の通過率は5割ほど。実力的には落ちてるのはほぼ確定なのですが、「もしかして計算ミスがあるかも!」「(主催者の)朝日放送の友達が何かしてくれたかも!」とせこいことを考えながら奇跡を待ちました。
もちろん、落ちました。。
翌朝は泣きすぎて頭が痛くて、ほぼ毎日通ってる習い事のポールダンスも早退。頭痛薬を飲みながら仕事をしました。
球児は試合直後は大号泣でも、15分後にはケロッとして「負けちゃったっす~」とか言ってたなあとぼんやり。まあそこは若さの違いで、どうやら私は回復するのには時間がかかるようです。
でも、すごく楽しかったな。相方とも今まで以上に仲良くなったし。ネタを考えるという違う脳みそが鍛えられたし。この経験は、きっと役に立つ。忘年会とか、自己紹介の一発芸で。知らんけど。
そして、言うまでもないですが、芸人さんはすごい。改めてM-1のDVDを見直してみると尊敬の念でため息がでてしまいます。
M─1に参加してみて「人を笑わせる仕事」の大変さを痛感しました。芸人さんはほんまにかっこええ。
沖縄・興南の我喜谷監督は言いました。「人生のスコアボードに良い記録を残しなさい」と。同じように人生のネタ帳に良い記録を残せたと思います。なーんて。何うまいこといってんねん。やめさせてもらうわ。
いや、やめませんよ。来年もリベンジだ!!
※9月11日、朝日新聞大阪本社発行の夕刊芸能面に相方・山下奈緒子記者が書いた詳報が掲載予定です。よろしければあわせてお読みください。