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お金と仕事

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たかの友梨、創業社長が辞任 「マタハラ」「パワハラ」で引責

たかの友梨の創業社長が辞任しました。「マタハラ」「パワハラ」で引責とみられます。

「たかの友梨ビューティクリニック」のサイト
「たかの友梨ビューティクリニック」のサイト 出典: 公式サイト

 大手エステチェーン「たかの友梨ビューティクリニック」を経営する不二ビューティは7日、創業者の高野友梨氏(57)が社長職を退いたと発表しました。高野氏による「マタハラ」「パワハラ」問題で傷ついた企業イメージを一新するため、事実上の「引責辞任」とみられます。

「たかのビューティクリニック」の運営会社の社長を辞任した高野友梨氏
「たかのビューティクリニック」の運営会社の社長を辞任した高野友梨氏 出典: 公式サイト

「マタハラ」や残業代未払いで訴えられ、和解

 同クリニックをめぐっては昨夏、高野氏が従業員に圧力をかけたとされる現場の音声記録が公表され、「パワハラ」との批判が高まりました。

 また、マタニティーハラスメントや残業代の未払いがあったとして、都内の20代女性が損害賠償や未払いの残業代計約1600万円を求めて提訴。仙台地裁でも従業員の女性ら2人が未払いの残業代計約1千万円を求めて提訴していましたが、いずれも会社側と和解が成立していました。

 一連の問題の発覚後、会社側は労働組合と新たな労使協約を締結。従業員が希望すれば、子どもの小学校入学(法律では3歳未満)まで短時間勤務ができるようにし、小学校在学中(同入学前まで)は残業を免除する制度を打ち出すなど、子育てと仕事の両立を支援することで失墜した企業イメージの回復に努めていました。

「たかの友梨」提訴について会見する原告弁護団ら=仙台市青葉区
「たかの友梨」提訴について会見する原告弁護団ら=仙台市青葉区 出典: 朝日新聞

 不二ビューティは取材に対し、一連の問題と社長退任に関係について「それも一因という形だが、経営をより発展させるための総合的な決定」とコメント。高野氏については「今後は、美容家として世界のトータル的な美容と健康に関わり、美容業界の発展に努力をしてまいります」としています。高野氏は代表権を持つ取締役会長についており、経営への影響力は保持するものと見られます。

 後任には取締役管理本部長の根岸浩一氏(45)が4月10日付で昇格。根岸氏は07年に不二ビューティに入社し、財務経理部長などを歴任していました。

全国120店舗、従業員1千人の一大グループ

 同クリニックは1978年、東京・新大久保に1号店を開設。高野氏の積極的なメディア出演などで知名度を高め、現在は約120店を全国に展開し、従業員1千人、売上高150億円の一大グループとなっています。

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