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高校野球開幕式、ボール投下セレモニーがドストライクで「ほっ」

台風11号の影響で、史上初めて開幕が2日間順延された全国高校野球選手権大会。開会式では恒例のセレモニーとなっているヘリからのボール投下が例年以上に「ストライク」な結果となり、担当者は胸をなで下ろしています。

開会式後の開幕試合で、朝日新聞社のヘリコプターから投下されたボール=2014年8月11日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影
開会式後の開幕試合で、朝日新聞社のヘリコプターから投下されたボール=2014年8月11日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影 出典: 朝日新聞

目次

台風11号の影響で、史上初めて開幕が2日間順延された全国高校野球選手権大会。開会式では恒例のセレモニーとなっているヘリからのボール投下が例年以上に「ストライク」な結果となり、担当者は胸をなで下ろしています。

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タイミングが命 パイロット、地上班、投げ役が息合わせ

台風一過の青空の下、初日から大勢の観客でスタンドが埋まる阪神甲子園球場=2014年8月11日、兵庫県西宮市、伊藤進之介撮影
台風一過の青空の下、初日から大勢の観客でスタンドが埋まる阪神甲子園球場=2014年8月11日、兵庫県西宮市、伊藤進之介撮影 出典: 朝日新聞

大観衆の中、空から降ってくるボール。選手が主役とはいえ、球場では意外と盛り上がる瞬間です。投下はパイロット、地上班、そして「投げ役」の3者が息を合わせて行います。的となる旗はセカンド付近に置かれます。「投げ役」は速度、風、様々な条件を計算しながら的に向かってボールを投下します。意外と大事なのはタイミング。投下セレモニーのアナウンスからほどよい時間にボールが落ちてくる、ゴールデンタイムを狙います。



まずは、緊張の投下セレモニー空中動画をご覧下さい。



【動画】2日遅れの甲子園開幕 ボール投下=竹花徹朗撮影

台風で順延、ヤキモキしながら準備

雨で順延となった全国高校野球選手権大会。開会式が行われる予定だったグラウンドは水浸しになっていた=2014年8月9日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影
雨で順延となった全国高校野球選手権大会。開会式が行われる予定だったグラウンドは水浸しになっていた=2014年8月9日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影 出典: 朝日新聞

毎回、前日に投下練習をしているのですが、今回、初めて2日間順延に。担当者はヤキモキしながら台風が過ぎるのを待っていたそうです。

本番、「今だ!」投下しドストライク

ボール投下の瞬間
ボール投下の瞬間 出典: 朝日新聞

快晴となった本番。パイロット、地上班、「投げ役」の息がピッタリと合いボールはセカンド付近の的にストライク。
フライングして「まだ早いって!」とならず、もたついて「ボール、来ないね・・・」ともならず、絶妙なタイミングで投下できました。担当者は「ボールを投げて旗がぱっと開いた時、そこはかとない安堵感と達成感に満たされました」と感慨深げでした。

ボールはちゃんと着地。担当者「ほっ」=2014年8月11日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影
ボールはちゃんと着地。担当者「ほっ」=2014年8月11日、阪神甲子園球場、山口明夏撮影 出典: 朝日新聞

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