辞書も〝バズる時代〟マニアが伝える魅力 人くさく、身近になった

コウエツさんのことばなし

辞書の面白さをYouTube「辞書部屋チャンネル」で発信している見坊行徳さん。祖父は有名な辞書編者でした=2023年7月、東京都内、本田隼人撮影

子どもの頃に買った国語辞典、最後に引いたのはいつの日か。重い、引くのが面倒、ネットで分かる――。国語辞典には逆風が吹きますが、メールやネット投稿など、誰もが書いて発信する今、ことばの意味や使い方を確かめる機会は増えています。「辞書を引くのは宝探し」と、いま、若手の「辞書マニア」たちが辞書の面白さを発信しています。(朝日新聞校閲センター・丹羽のり子)

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