子供に「従順さ」強いる教育の言葉 本田由紀さんが語る大人の支配欲

上下関係を強める二つのキーワード

神戸 郁人

近年の「教育目標」に使われる言葉に、経済の停滞が続く日本の苦境を打開したいという「大人たちの焦り」とも言える感情が映し出されているといいます

経済の停滞が続く、日本。回復の兆しが見えないと言われ始めてから、長い時間が経ちました。教育社会学者の本田由紀さんは、「子どもの学びにも様々な影響が出ている」と話します。特に近年、教育目標に用いられる「言葉」に、苦境を打開したい大人たちの焦りとも言える感情が、色濃く映し出されるようになったのだそうです。詳しく話を聞きました。(ライター・神戸郁人)

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