〝生〟商品の多様化、食品衛生のプロが危惧する「あいまいさ」

生クリーム、生菓子、生ビール、生ハム、生パスタ……

金澤 ひかり
朝日新聞記者

生チョコレートは、公正競争規約でその定義が定められていますが、「生」がつく食品は他にも。写真はイメージです=Getty Images

最近、スーパーやコンビニの商品棚に、「生」がつく飲料や食品が増えたような気がしている記者。生というと、「新鮮なもの」というイメージが先行していたのですが、いくつかの商品名の由来をみると、必ずしもそうではないものも。「生」ってなに?どんなときに使われるの?――。企業向けに食品衛生の研修なども行い、食品安全に関する情報を発信している専門家に話を聞きました。

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