顔の変形に悩む人々、「脱マスク社会」に抱く〝怖さ〟 安心感が一転

「裸を見られるより、マスクを外して顔を見られるほうが嫌だ」という人もいます

岩井 建樹
朝日新聞 相続会議編集長

生まれつき動静脈奇形という疾患を抱える河除静香さん。コロナ禍の前から、日常ではどこに行くときも、職場でも、真夏でもマスク姿(右)でした=右の写真は本人提供

顔の変形やマヒ、アザなど外見に症状がある人たちがいます。コロナ禍でマスクが必要な状況は、顔に症状がある人たちへ「心理的な安心感」をもたらしました。3月13日以降マスクの着用が「個人の判断」となり、マスクを外す人が増えている今、当事者はどう考えているのでしょうか。

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