料理がつらい、冷食に罪悪感…「こうあるべき」から自分をほどくには

白央篤司さん『台所をひらく』で伝えたいこと

水野 梓

台所に立つ白央さん。新著『台所をひらく』では、日々の料理がしんどいと感じる経験も、正直にエッセイにしたためました

料理をつくるのがつらい、献立が思い浮かばない、食卓に冷凍食品を出して罪悪感をおぼえる……。そんな日々の料理にまつわる悩みを、読者やSNSのフォロワーから聞いてきたフードライターの白央篤司さんは「もっとちゃんと料理を作らなきゃ、と思っている人が想像以上に多い」と指摘します。新著『台所をひらく』(大和書房)を出版した白央さんに、本に込めたメッセージを聞きました。(withnews編集部・水野梓)

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