「私を活用してくれていい」アルビノ当事者が企業に伝えたいこと

見た目の症状をカメラで写して得た気付き

神原 由佳

今回の写真展のモデルに挑んだ、外見に症状がある5人。筆者の神原由佳さんは右から2番目。

生まれつき髪や肌の色が薄い、遺伝子疾患アルビノ当事者の神原由佳さん(29)は、かつて自らの外見に自信が持てませんでした。体形について、いまだに「嫌い」と思うときも。そんな彼女が、「自分らしくいればいい」との気持ちを強めた出来事があります。見た目に症状がある人々と共に、とあるコスメブランド主催の撮影会に参加したことです。カメラの前に身を置いてみて得られたという気付きについて、つづってもらいました。

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