「子育て後『ちょっと働く』では…」〝貧困専業主婦〟研究者の危機感

「それぞれの生き方を尊重しながらも、眠れる人材の宝庫を最大限に生かす必要」

金澤 ひかり
朝日新聞記者

「納得できない働き方に従事するのはもったいない」と周燕飛教授。そうならないために個人や社会ができることはあるのでしょうか。写真はイメージです=Getty Images

「働きたい人が働ける環境を作ることが大切」。税や社会保険料の負担が増えないように時間を抑えて働く「130万円の壁」などが国会で議論になっています。女性の働き方の研究を続ける日本女子大学人間社会学部の周燕飛教授(労働経済学・社会保障論)に、ライフステージによって就業形態が変化しやすい女性のキャリアについて聞きました。

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