「これだけでいいんですよ」露地栽培の野菜が生きる〝名前のない鍋〟

白央篤司

鮮度抜群の野菜を、鶏だしでしゃぶしゃぶに。野菜がたっぷりとれる「名前のない鍋、きょうの鍋」を味わう大貫伸弘さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、農薬や化学肥料を使わずに露地栽培で野菜を育てる男性のもとを訪ねました。

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