10万羽、世界へ飛び立った「希望の鶴」 〝恩返し〟遺志を継ぎ
病を隠して助けてくれたあの人へ
「希望の鶴」を手にほほえむ福田貴代子さん(右)と落合早苗さん=2014年8月
「希望の鶴」って知ってますか?
普通の折り鶴と違い、折り方が難しく、見た目にも美しいこの鶴は、世界の要人たちの元や、戦禍のウクライナ国民や、東日本大震災の被災地にも飛び立っています。
その数、推定10万羽以上。
誰がどんな気持ちで折り、誰が広めたのでしょうか。折り鶴をたどると、さまざまな人生をかけた祈りが見えてきました。もう届けられない〝恩返し〟を続けたいと願う人たちも……。
少し長くなりますが、読んでみてください。