隣家からの延焼…「煙臭さの消えない体」で読んだ記事に励まされて

火事の裏側にある〝それぞれの人生〟

河瀬 大作
FUKKO DESIGN

火事に遭った小佐さんのギター。火の熱をうけた跡が生々しく残っています=筆者撮影

ニュースでは、いつ、どこで、どれくらいの被害で……といった〝情報〟が報じられる「火事」。しかし「火事」とひとことで言っても、状況も原因もさまざまです。

自宅が火事に遭ったFUKKO DESIGNの代表理事・河瀬大作さんは、当事者をサポートする活動「火事部」にボランティアで取り組んでいます。放火や類焼といった、自分では避けられない理由で家事に巻き込まれてしまうケースも多いと指摘します。

今回は、隣家からの延焼で自宅を失ったご夫妻の思いを紹介します。

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