「感情が出なかった」あの時…死産を経て夫婦がつくった語り合いの場

毎年10月9~15日の1週間は、国際的な啓発週間「Baby Loss Awareness Week」です

河原夏季

不妊治療の末に授かった息子を妊娠20週(妊娠6カ月)で死産した女性は当初、「感情が表に出なくて妙に冷静でした」と話します

新しい家族が増える、幸せなはずのお産。しかし、流産や死産、新生児期に赤ちゃんを亡くす家族もいます。お産をとりまく赤ちゃんの死は「ペリネイタル・ロス」と呼ばれ、家族の心のケアや当事者同士のサポートの場が少しずつ広がってきました。

毎年10月9~15日の1週間は、赤ちゃんを亡くした家族への支援や理解を深める国際的な啓発週間「Baby Loss Awareness Week(ベイビー ロス アウェアネス ウィーク)」。ピンク&ブルーリボンがシンボルマークです。

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