岸田内閣の支持率、急落47% 国葬・旧統一教会やコロナ対応が響く

不支持率は39%に急増、世論調査を分析

○○の世論
朝日新聞世論調査部

新型コロナの療養期間を終え、記者会見に臨んだ岸田首相=2022年8月31日、首相官邸、山本裕之撮影

8月末の朝日新聞の全国世論調査で、岸田文雄内閣の支持率は47%(前回7月調査は57%)に急落しました。不支持率は39%(同25%)に跳ね上がり、内閣発足以来最高だった2月の回答の30%を超えました。

内閣を直撃したのは、賛否が割れる国葬、後手後手にまわった宗教団体への対応。国民生活に直結する新型コロナウイルスや物価高への対応も、ボディーブローのように効いています。

そして夏の終わりに表明した原発新増設はどう受け止められたのでしょうか。世論調査をじっくり読み解きます。(朝日新聞記者・君島浩)

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