「泣いてもいいよ!」運動 子連れ専用車両、「すみ分け」の先へ

ポジティブな声を見える化

松川希実
朝日新聞記者

「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトの「泣いてもいいよ!」ポスター。京都では「泣いてもかましまへん」と呼び掛ける=京都市内、藤田二朗さん撮影

鉄道で「子連れ専用車両」などのスペースができています。「子どもが騒いで迷惑をかけるかもしれないと、気がねしないで過ごせる」と歓迎する声も上がります。一方で、子連れを「すみ分け」ることが、公共空間で心地良く過ごすための「解決策」になってしまうようで、なんだかモヤモヤ。赤ちゃんを連れている保護者へ「泣いてもいいよ!」と気持ちを示す運動を進めている人たちと一緒に、モヤモヤの原因を考えました。

続きを読む