青い海を埋め尽くした軍艦 伊江島の「六日戦争」死闘の爪痕を巡る旅

子どもに伝えたい「平和の武器は学習」

水野 梓

公益質屋跡から車で数分ほどのところの中心地には、戦争が終わったことを知らずに2年間、日本兵2人が暮らしていたガジュマルの木「ニーバンガズィマール」が今も残ります=2022年3月、水野梓撮影

青々と茂った木々が目に鮮やかで、白い砂と透き通った海のコントラストが美しい沖縄・伊江島。ダイビングスポットとしても人気で、ハイビスカスやユリが美しく、自然豊かな島です。しかし、77年前には「沖縄戦が凝縮した」とも表現される「六日戦争」が繰り広げられました。ロシアのウクライナ侵攻のニュースが連日流れるなか、島を巡りながら「戦争」を考えました。

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