マニアックな海産物ガチャ、こだわりすぎて人気 ホヤにトシロ?

研究者も根を上げる〝異常な再現度〟の秘密

東野真和

海産物フィギュアの「ガチャ」。「イカの口」には「生」と「煮た後」のバリエーションがある

1日の乗降者240人余り。岩手県大槌町の三陸鉄道大槌駅が、ちょっとした賑わいを見せている。2月下旬に設置された、海産物フィギュアの「ガチャ」の自販機が人気なのだ。1個1000円する。それでも好調な理由は、「イカの口(生)」「イカの口(煮た後)」など、あまりにもマニアックな設定。企画したのは4年前までは「事務員」だったというフィギュア職人。強いこだわりの理由を聞いた。

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