戦時中、「軍隊の警察」として活動した憲兵。歴史上の〝悪役〟と教えられることも多い一方、その実態はあまり知られていません。一人の経験者の半生を、漫画化しました。
憲兵と聞けば、軍人にも市民にも恐れられた存在というイメージが頭に浮かぶかもしれません。戦時中、一兵卒から転身した男性は、その独特の世界を垣間見た一人です。軍隊の規律を守る任務と、人には言えない戦争への思い……。本音と建前を使い分ける日々の中、何を思っていたのか。今は亡き男性の胸中について、息子の証言を基に、漫画家・岸田ましかさん(ツイッター・
@mashika_k)が描きます。
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