「何とか活」なぜ増えた? 「就活」「婚活」2000年から急増

辛酸なめ子さん「群れたい連帯感の現れ」

コウエツさんのことばなし

「就活」という言葉が広まり出した2001年、企業の合同説明会に参加する学生たち。この頃の学生は就職氷河期世代といわれている=東京都

「朝~」「腸~」「ソー~」……。「~」には同じ文字が入ります。何でしょう?……。答えは「活」です。「~活」が増え続けています。2021年の新語・流行語大賞では受賞は逃しましたが、アイドルなどを応援する「推し活」がノミネートされました。なぜ広がるのか。活にはどんな意味が込められているのか。背景を探ると、日本人特有の事情があるようです。(朝日新聞校閲センター記者・本田隼人)

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