「ヘイトスピーチに襲われた街」からのヒント 萎縮が招く分断と暴走
「国会開催」は無視され「国会議員の任期延長」が先走る不思議
【金曜日の永田町(No.42)2021.12.27】
新型コロナウイルス禍で緊急事態宣言などが繰り返された2021年。国会が開かれていた日数は半数未満で、過去20年間で最少でした。「批判ばかり」というレッテルを貼られた野党が萎縮し、分断される先にあるのは、検察庁法改正案も入管法改正案も食い止められない国会か――。朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。