料理のたびに罪悪感…便利グッズを使わせなかった〝理想の母の呪縛〟

「ラクすること」への抵抗、溶かした言葉

Hideko Ono

手間暇かけて準備した料理も、子どもは2、3口食べて「ごちそさまでした」。心の中でため息をついた回数は数知れなかったが……

保育園のお迎えの道中はいつも小走り。その間夕飯の献立を考え、帰宅後は大急ぎで食事の準備に取り掛かる。慌しい生活を続けること1年半、自分の中で“禁断”だった食品の宅配サービスを申し込みました。便利なサービスの利用をためらっていたのは、価格の高さ。でも、それだけが理由ではなかったことに気づいたのは、「#真実のレシピ」プロジェクトを知ったことがきっかけでした。(ライター・小野ヒデコ)

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