障害者の定義を揺さぶる58分 余命宣告受けた池田さんの性愛、映画に

「愛について語るときにイケダの語ること」を観た私は…

黒木 萌
ライター

池田英彦さんの初監督・初主演作にして遺作となった映画「愛について語るときにイケダの語ること」の1シーン

「友達になったやつがたまたま障害者だったんです」。身長112センチの障害者が自身の性愛を生々しく描いた映画『愛について語るときにイケダの語ること』のプロデューサー真野勝成さんと佐々木誠さんは、そう語ります。

障害のある姉がいる筆者ですが、映画を観て、自身が誰かをラベリングしがちであることに気づきました。多様性や社会包摂は大上段に叫ぶものではなく、個人の関係として立ち上がってくるものではないか、と感じました。映画制作の経緯や、池田さんへの思いをお二人に伺いました。

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