スバル製赤帽サンバーたちの幸せな余生 八丈島の収集家、夢は博物館

決死の旅で集められた「農道のポルシェ」たち

北林慎也
朝日新聞記者

KANOKENさん所有の赤帽サンバーたち。右手前は2006年式の「4号」。走行距離は42万キロに達する

白地に赤のストライプが目印の、軽運送業用途に特化した軽トラック「赤帽サンバー」。富士重工(現・スバル)が自社生産していた往年の希少な個体たちが今、続々と八丈島に結集しつつある。収集に全国を走り回る個人オーナーに、赤帽サンバーにこだわる理由と壮大な計画を聞いた。(北林慎也)

続きを読む